抗ロイコトリエン薬

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ロイコトリエンは血管拡張作用や血管透過性充進作用があり,アレルギー性炎症の鼻閉に関与する.

抗ロイコトリエン薬は即時相および遅発相の鼻閉を改善し,抗ヒスタミン薬よりも鼻閉に対する効果が高い.

このため,鼻閉型のアレルギー性鼻炎に対して有効である.

また,鼻炎に合併する喘息症状を改善する効果もあり,最近のNew England Journal of MedicineのClinical Practiceでも,喘息に鼻炎が合併するときには,吸入ステロイド
薬より抗ロイコトリエン薬が第一選択薬となっている.

喘息との診断がつかない場合でも,アレルギー性鼻炎の患者は下気道に炎症が存在することが報告されている.

もちろん呼吸器科で喘息など下気道疾患を除外してもらうことが先決ではあるが,咳がなかなか取れないようなアレルギー性鼻炎患者は,本薬剤の良い適応と考える.

現役薬剤師